久しぶりの更新です。
土曜日は気持ちいい天気の中、おんめさまこと大巧寺に行ってきました。
おんめさまは鎌倉にある”神奈川の水天宮”ともいわれる安産の神様
産女霊神(うぶすめれいじん)を本尊とするお寺です。
鎌倉駅から歩いてすぐのところにあるのですが、
天気がよい土曜日だからなのか、
訪れるお客さんが絶えなかったのが印象的でした。
日本人の習慣というのはこういうところに根付いているよね、やっぱり。
と思いました。いいですよね~。
おんめさまには今年の3が日に一度訪れまして、
安産のお守りや腹帯を準備したのですが、
今日は、無事に赤ちゃんが産まれましたので、
ご挨拶と感謝とお返しに行きました。
本尊で手を合わせて、受付みたいなところで、
お守りや腹帯などをお返しします。
そして、御灯明料をわたしてきました。
一番良かったのは、こうした目に見えない何か、に
子供が無事産まれたことを感謝すること、が出来たことです。
感謝はいくらしても充分ということはありませんから
こういった機会に手を合わせ、心を静め、天に感謝をしてきました。
ちなみに、しもはとあるメルマガの影響で、今年から
お寺や神社などを通りかかるときは、素通りせずに、
必ず本尊などに手を合わせて、感謝の念を静かに送っています。
なかなか気持ちがよいものです。
皆様もお試しあれ!
さてさて、おんめさまを後にして、
鶴岡八幡宮にお参りして、
今日の目的地の二つ目である葉祥明美術館に向かいます。
北鎌倉の紫陽花で有名な明月院の近くに美術館はあります。
草木が放つ、ほどよい湿度を持った空間の中に、
ひっそりとたたずんでいました。
葉さんの作品は、たまたま買った本
世界は1つの生命からはじまった―サムシング・グレートからの贈り物
2冊の表紙、挿絵に使われていまして、
奥様が特にお気に入りということで、今回の美術館行きが
決まったのでした。
行ってみて葉さんの作品に触れてみて感じたのは、
限られたスペースの中にある無限の広がり、でした。
油絵とは思えないやさしく、幻想的であり、かつ写実的な色遣い、
小さい作品でも、奥行きと見えない部分を想起させる構図。
見えないために、掻き立てられる想像力。
普段使わない神経を張り巡らして、画家と対話する。
なかなか得難い時間です。行って良かった、と素直に感じました。
鎌倉は、藤沢にでて、江ノ電に乗れば、すぐ!なので、
また行こうと思います。江ノ電からの景色も素晴らしいのです。
年末の慌ただしくなる時期の貴重な一日と奥様と子供に、感謝。